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タイのIT事情まとめ

タイにおける携帯電話の通信状況の”まとめ”

   

ビジネスマンの必須ツールのひとつ“携帯電話”。これは日本でも海外でも絶対に必要なビジネスツール(生活ツール)になっている。もちろんタイでビジネスをするためにも必要なツールであることは間違いない。

タイの携帯電話の需要率は、首都バンコクだけにフォーカスを当てるとビジネスをしている人で携帯電話を持っていない人はいないだろう。それも携帯電話の普及のタイミングでスマートフォンが登場していたので、フューチャーフォン(ガラケー)を知らずに、携帯電話イコールスマホと思っているタイ人もいるだろう。

ではスマホが当たり前になっているタイでのモバイル通信状況はどうだろうか?

タイのモバイル通信状況

日本でスマホが普及し始めたとき、3G回線が主流であり、現在ではLTE・4G(50Mbps – 1Gbps 程度の超高速大容量通信)と呼ばれるモバイル回線が普通になっている。このモバイル回線速度でも電車や高速道路移動中のネットワーク速度の遅さにイラついてしまう人もいるだろう。

タイでも3G回線を中心にLTE・4Gのモバイル通信の普及が進んでいるのは間違いない。しかし、この数字に騙されてはいけない。タイの4G回線は日本の3G回線に該当すると言われ、3G回線は2G回線と呼ばれるものだ。

日本ではスマホで2G回線と呼ばれるネットワークを利用したことはないであろう。フューチャーホンで使われてたネットワークが2G回線に該当するため、ネットワークの企業や専門家の人でないと目に触れることがなかった回線です。(日本では2012年7月に停止)

3Gと2G回線で運用をされているといわれているタイのモバイル通信は、非常にネットワークが遅く、場所によってはまったく繋がらないということもあります。首都バンコクについてはどの通信キャリアを利用しても、それほど差はありませんがタイの地方に行くとキャリアの力の差を顕著に感じることがあります。

通信の引継ぎも弱い

電波の中継ポイントの引継ぎがうまくいかないため、起こる回線断、通話断、車を利用した高速移動中には頻繁に起こるため車での移動中に会話にならない電話であったり、接続状況が悪くてメールすら見れない常態が続くことがある。

このようなモバイル回線事情なのでタイではまだVDI(シンクライアント)などの仕組みの提供が難しい。また外出先からモバイル回線を使ってのクラウドサーバのファイルへのアクセスについても非常にストレスを感じるため、モバイル回線を使ってのクラウドサーバへのアクセス自体がおすすめができない状況である。

さいごに

ビジネスツールとして当たり前になっているスマホ、モバイル回線の利用はタイでもあたりまえに利用することはできる。でも必要なときにかぎって通信断が起きてしまったり、電波が弱かったりするのでストレスを感じることは間違いないだろう。日本と同じようにモバイルを使いこなすのはタイでは今のところ難しい。

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