海外転職の面接は現地で行われるの?
日本の企業に就職する方法と同じように、海外転職でも面接官と面接を行います。
書類選考や面接に受かって内定を貰うと、晴れて海外で働けるようになるわけです。
そこで、「海外転職の面接は現地で行われるの?」と疑問を抱えている方はいませんか?
基本的には現地で面接が実施されますが、下記のような企業も中には存在します。
・金銭的な負担を減らすために旅費を出してくれる
・Skype(スカイプ)を使って面接をしてくれる
現地で面接が行われる場合は内定が出るまでに3日〜5日程度がかかりますので、1週間程度の滞在になると心得ておいた方が良いでしょう。
面接のやり方は企業で違いがあるため、海外転職では求人を探す段階できちんと調べておくべきです。
海外転職の面接を受ける上で押さえておくべきポイントはこれだ!
身の回りに海外転職を成功させた人がいない場合、どうやって進めれば良いのか迷ってしまいますよね。
幾つか押さえておきたいポイントはありますが、その中でも面接の準備はとても大切です。
日本の企業でも海外の企業でも、転職の成功失敗は面接で決まると言っても過言ではありません。
ここでは海外転職の面接を受ける上で押さえておくべきポイントを説明していますので、一度確認しておいてください。
なぜ海外で働きたいのか動機を明確にする
なぜ自分は海外で働きたいと思ったのか、動機を明確にするのは大事です。
動機があやふやなままだと、「この人はなぜウチの会社を選んだのかな?」と面接官にマイナスの印象を与えてしまいます。
海外に限らず転職活動全般に言えますが、下記のようにポジティブな動機を面接で伝えるようにしましょう。
・海外勤務の経験を積んでキャリアアップしたい
・異文化と触れ合いながら広い視野を持って働きたい
・外資系企業で世界に出て自分の力を試したい
・将来的に海外で起業して永住したい
求職者の中には、「日本企業の体質にうんざりした」「人間関係をリセットしたい」などネガティブな動機で海外転職を決めることがあります。
しかし、採用面接ではなるべくネガティブな志望動機を面接官に伝えない方が良いですよ。
海外転職の面接で聞かれやすい質問を把握する
海外転職の面接の準備では、聞かれやすい質問の内容を把握しておきましょう。
ただでさえ面接は緊張するものですし、英語でやり取りするとなれば尚更です。
以下では面接で聞かれやすい質問の内容と、大まかな答え方についてまとめてみました。
What are your strengths and weakness?(あなたの長所と短所を教えてください。)⇒短所はただ伝えるだけではなく、どう克服したいのかも説明する
Why do you want this job?(どうしてこの仕事をしたいと思いますか?)⇒上記で説明したポジティブな動機を詳しく伝える
Why are you looking for a new job?(なぜ新しい仕事を探していますか?)⇒海外に転職したいと考えた理由を答える
What are your plans in the next 5 years?(今後5年先のプランについてどう考えていますか?)⇒会社の今後の方向性と自分のキャリアプランを合わせて説明する
What was your biggest failure?(一番大きな失敗は何ですか?)⇒今までの仕事の失敗に加えて、どうカバーしたのか説明する
Do you have any questions for us?(他に何か質問はありますか?)⇒入社する前に訪ねておきたいことを逆質問する
採用面接では、「仕事内容を理解しているか?」「知識を兼ね備えているか?」「しっかりとコミュニケーションを取れるのか?」といった点を見られています。
もちろん、「この企業で働きたい!」という意欲を見せるのも海外転職の成功の秘訣です。
英語面接の練習をする
海外転職の面接でネイティブレベルの英語力は求められていませんので、スラスラと英語が出てこなくても問題はありません。
しかし、英語でのコミュニケーションは日本語よりも遥かに難しいため、事前に英語面接の練習をしておきましょう。
練習相手が見つからない時は、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントでは自分が希望する求人の紹介だけではなく、本番に向けた面接対策も同時に行ってくれます。
英語面接の練習を徹底的に行いたいのであれば、転職エージェントのリクルートエージェントに相談してみましょう。
リクルートエージェントでは海外案件を多数取り扱っていますし、キャリアアドバイザーによる個別サポートも徹底してくれますので、是非一度登録してみてください。